xengineer’s diary

結果、メモ的な内容になっています。

Windowsで設定すると便利なalias的なもの!

えー、まず、Windowsを使ってるわけですが、Linuxも使ってるんです。
なので、DOS窓(古)でなんかやろうとすると、コマンドがわからなくて困ることが沢山。
多少でもね、緩和したいので、alias的なものをWindows側に設定しよう!
とワタシ思い立ちました。
Linuxで作ってる alias を Windows にも作りたいし。

例えば、vagrant使うにあたって、linuxではテキトウにalias作ってるわけです。

vagrant status => vst
vagrant ssh => vssh

的な。

Windows環境でも楽したいんだ。
というわけでグーグル先生!

はい答えきた、どん!


拡大画像 053 | 【ハウツー】コマンドラインを強化せよ! - Windows 7のコマンドプロンプ…… | マイナビニュース

もうここに全部答えが載ってしまっている・・・

説明の前に、、、今回は一旦コマンドに対するaliasを作ってみましたよ。
(下記は全部Linuxのコマンド)

cat
pwd
history
ps
vagrant ssh
vagrant status

ではやりかたを一応軽く説明すると・・・

aliasコマンド ⇒ Windowsでは、doskeyコマンド。
なので、今回やりたいことはこんなコマンドでいける。

> doskey vst=vagrant status
> doskey vssh=vagrant ssh


どれどれ、実際叩いてみると・・・

>vst
Current machine states:

wordpress02               running (virtualbox)

The VM is running. To stop this VM, you can run `vagrant halt` to
shut it down forcefully, or you can run `vagrant suspend` to simply
suspend the virtual machine. In either case, to restart it again,
simply run `vagrant up`.

ほい、ちゃんと登録されてるぽい。

実際に登録した alias の一覧をみるには・・・

> doskey /macros
vssh=vagrant ssh
vst=vagrant status

で、最後に、ちゃんと起動時にこれを設定してくれるようにしますよ。
まずは、設定ファイル作る。
吐き出し先はどこでもいいと思うけど、%USERPROFILE%\Desktop\work\Windows
作って吐き出しましたよと。

> doskey /macros > %USERPROFILE%\Desktop\work\Windows\macros.txt

ちなみに、%USERPROFILE%は、コマンドプロンプトで、set を実行するとみれます。

> set
(略)
USERPROFILE=C:\Users\hideaki.nemoto
(略)

僕の場合このフォルダ。
でだ。最後は、この設定ファイルを自動的に実行するようにします。

  1. レジストリエディタ開く
  2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor\にたどり着く
  3. 上記レジストリの配下に、"AutoRun"という文字列値を作成する
  4. "値のデータ"欄に、"doskey /macrofile=%USERPROFILE%\Desktop\work\Windows\macros.txt"を入力する
  5. F5を押して反映する
  6. レジストリエディタを終了する

で、コマンドプロンプト起動し直して、doskey /macros を実行すると、、、、

f:id:xengineer:20141016151321p:plain

ほほほほーー。できたよん。

今回は、下記をalias設定してみましたよ。

vssh=vagrant ssh
vst=vagrant status
cat=type $*
pwd=chdir
history=doskey /h
ps=tasklist